piano gala concert

2002年6月21日

 

 


羽田健太郎さん
2002年6月29日のチケット発売日を迎えて、(チケットの販売に)不安を持つ必要など全くない知名度の高い魅力あるピアニスト達が揃ったプログラムである事を知りながら、こうした事業には素人同然の実行委員会の面々が、コンサートを成功させるのみの立場に置かれてみると、一抹の不安を抱くのは当然の事であったろう。
しかし、その不安を消し去るまでの日数は、3日とかからなかった。さすが桐朋、さすが出演者の皆さん、と心の中で叫んでいた。それが、2000年に発足した実行委員会の2年半に及ぶ献身的努力が報われた「チケット完売報告」であった。
伊藤恵さん

岡田博美さん
ピアノ部門の企画として、当初は皆さん御承知のリレー・コンサート案(各期代表1名)であったが、多くの同窓会員より御意見を戴き、最終的に全同窓生の中から誰もが誇れる方に演奏していただくことが決まった。
その上で、ピアノ・ガラ・コンサート担当委員会より、同窓生13名に出演依頼をし、その結果7名のソリストに演奏していただくこととなった。演奏会プログラムは、作曲家の年代順ということになり、羽田健太郎さんのバッハ=ブゾーニのシャコンヌで始まり、伊藤恵さん、岡田博美さん、神谷郁代さん、野島稔さん、田崎悦子さん、中村紘子さんの順で、演奏していただく事が決定された。
神谷郁代さん

野島稔さん
演奏会においては、予想されたこととは云え、各氏それぞれ個性溢れる演奏で、聴衆からは「これだけ素晴らしい演奏家を、一つの演奏会で聴けた喜び、同じピアノでも演奏家による音色、響きの違いを楽しめた等、2度と無いであろう、この豪華メンバーの魅力ある演奏に、聴き入り過ぎたため、とても心地よく疲れてしまった。」等の感想も聞かれたほどだった。
9月8日(日)当日、楽屋での各ソリストの様子は「私、こんなにあがってしまったのは、初めて!」と言われたり、本番直前まで駄洒落を連発(緊張を和らげるためか?)しておられた方、また、普段もステージも同じ表情の方、と様々だった。世界各地で大活躍されているピアニストの方々だが、個人の演奏と違い、ハイレベルの他の演奏者との共演、ということで、かなりプレッシャーがおありのようでもあった。
田崎悦子さん

中村紘子さん
終演後、オペラシティ内のレストランで、出演者を囲み、ささやかな打ち上げ会を行った。その場での各出演者の皆さんは、満足のいく演奏を終えたためか、とても柔らかい表情で、会も大変和やかなものとなった。
演奏者はもちろん、スタッフの皆さん、そして同窓会委員皆さんに深く感謝致したい。
hoto by 堀 衛

 

 

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